中高年のひきこもり

最近よく報道されている中高年の引きこもり。
引きこもりやニート(死語?)は豊かな国の特徴だとどっかで見たりした。
途上国ならそんなことやってられないぞ、と。
極論だ。日本だからこその根深さもあると自分は思う。

自分は一応引きこもりではないが、
休日はあまり外に出ないので他人事でもない。
作業所を辞めて、ハロワにも行かずゴロゴロしていればすぐ引きこもりになる。
ただ、あんまり部屋にいると病気になりそうな気もするのだがどうなんだろう。
それにお金もない。親がほしいものを何でも用意してくれる人ばかりではないだろう。

でも引きこもりって本人もどうしたらいいのかよく分からないと思う。
友達もいないだろう(自分もそうだが)し、
失敗経験も多く、自分が社会に受け入れられないのは嫌というほど分かっている。
外にでろハロワに行け、というのは簡単だが、
その前にいくつものハードルがある。
おそらく引きこもり経験のない、普通の社会人には分からないであろう。
大企業とか、社会の上層にいる人たちはあまり関わりたくない問題だろうなと思う。
ソニーキヤノントヨタが引きこもり支援してくれるわけないし。

川崎の事件のような暴発までいく人は少数だろうけど
みんなそうなる可能性はあるし、そういう事件はなくならないと思う。
なので、そうだな、どうしたらいいのか。
自分が現在進行形に近い状態なので何ともいえないが
ただ、社会に立派に適応する大多数の普通の人たちは
引きこもりを厳しい目で見ないでほしい。
そこからではないかと一無職は思う。