電車に乗るとイライラしている人が多いように見える。 自分がそうだからなのかもしれない。 まあ素性の知れない人たちと、一定の間、箱の中に閉じ込められるのが電車やバスなので、居心地が悪くなって当たり前ではある。 電車に乗ると、車内はたいていお通夜…

都会に行くと本屋がでかくて こんな店が近所にあったらなあと思う。 じゅんくどうとかそういうやつ。 田舎者からするとやたらでかい。 ああいう本屋は潰してはいけないと思う。 図書館だけではだめだし、アマゾンはああいう本屋の代わりにはなり得ない。 も…

作業所から疲労して自転車で帰る途中、前を走っていた小３くらいの少女が、急に自転車を降りてかがんだ。何かと思って通りすぎながら見ると、彼女が伸ばした手の先にはクローバーの茂みが。 おそらく、例のを見つけたのだろう。その瞬間はっと思い、少し気恥…

昼飯に卵かけご飯を作ろうとしたら、卵を床に落とした。 べちゃ。静穏。 齢三十にして卵を落とす、というのは何ともいえない妙味がある。 これこそ、人生の黄昏という感じである。 ３０歳を過ぎると色々と低下し始めるというのは聞いていたが、やはりそんな…

もう少しで連休が終わる。 いつも通り、不毛な日々を送っている。 少し外に出たら、店の入り口に祝 令和みたいな紙がいくつか貼ってあって。めでたいのだろうか？いや、変にひねくれても仕方ないのでめでたいことにしておこう。 親が見ろっていうからテレビ…